2014-06-05 手練れ投手、井上兄。 こうなればああなる、ああなればこうなる、それがたのしい。けれどもそうはならない時に、真価が問われる。10年前、軟式野球の抑え、いわゆるクローザーをしていた時、そんな状況によく出くわした。コントロールとタイミングと顔だけしか武器がない投手。打ち気満々の打者に対してポーカーフェースで必死で考えてなげていた。ほとんどサードかショートゴロだった。滅多に失点しなかった。今思えば、だいぶ手練れ投手だと思う。登録名は、井上兄だった。さあ、今年はもっと野球やろうぜ。