俺は4時15分。

バッキー・イノウエとワイワイナワイモ。

手練れ投手、井上兄。

こうなればああなる、ああなればこうなる、それがたのしい。

けれどもそうはならない時に、真価が問われる。

10年前、軟式野球の抑え、いわゆるクローザーをしていた時、

そんな状況によく出くわした。

コントロールとタイミングと顔だけしか武器がない投手。

打ち気満々の打者に対してポーカーフェースで必死で考えてなげていた。

ほとんどサードかショートゴロだった。

滅多に失点しなかった。今思えば、だいぶ手練れ投手だと思う。

登録名は、井上兄だった。

さあ、今年はもっと野球やろうぜ。